ドイツ、対中政策が急転換「対中投資に赤信号」 2022年6月9日 看中国
日本の対中政策は重要な岐路に―中国専門家 レコードチャイナ2022年6月11日
岸田首相「韓日関係の改善必要」強調したが…首脳会談には慎重 中央日報 2022.06.13
今日は特定のテーマはありませんが、日本を取り巻く情勢が時々刻々変化しているので、雑感を述べたいと思います。
拙稿では、先日、紫禁城の黄昏という記事を配信し、中国を取り巻く状況は、決して楽観的なものではないとしました。ドイツのショルツ首相が、中国を素通りして我が国を訪問したことが象徴的だということです。
最初の記事では、ドイツがさらに踏み込んだ対応をしました。
ドイツのメディアは最近、フォルクスワーゲンによる中国への投資プロジェクトが、ドイツ政府からの融資保証を得られなかったことを明らかにした。
これですね。ドイツは、静かに中国市場からの撤退をしていくのでしょうか。ドイツにとって中国は、ドイツ製造業の金城湯池だったではないですか。それでも政府保証を与えないということは、ドイツ政府がようやくチャイナリスクに気付いたということだと思います。地理的に離れていると、現実認識に誤りが生じるということですね。中国政府の焦りが見えるようです。
二つ目の記事では、我が国の防衛費増大に関する中国の姿勢がよく表れていますね。毎度同じように、経済力と軍事力を誇示して我が国を威嚇している中国ですが、岸田政権による防衛費増額のニュースには、さすがに危機感を抱いているようです。
軍事費や軍事力を比較すれば、今や人民解放軍の力は、自衛隊を圧倒していると言ってもいいでしょう。しかし内実はと言うとそれほどではありません。特に海上勢力では、日本に軍配が上がると酒楽は思います。中国には遼寧を始めとする空母打撃群が存在しますが、いまだに運用能力を獲得したとは思えません。それは、遼寧、山東いずれもカタパルトを装備していないからです。そのため艦載機は、燃料と搭載兵装を減らして飛び立たなければなりません。スキージャンプ方式の致命的な欠点ですね。
いずも型空母はF-35Bにより垂直離着陸するので、カタパルトは必要ないのが強みです。ただし、搭載機数が少ないのが問題です。もう少し大型の空母を持つべきですね。

最後は日韓関係です。日韓関係改善に前向きな両政府なので酒楽は心配していましたが、記事を読むと、岸田さんは首脳会談には慎重なようなので安心しました。また、岸防衛相は、韓国防衛相と目を合わせることさえしなかったと記事は伝えています。
当然でしょう。我が国の対潜哨戒機に射撃統制レーダを照射したにも関わらず相変わらずその事実を認めようとしない韓国軍と意思疎通などできるものではないでしょう。これから先も無視で結構です。思い出しました。銃弾を提供したのにこれも認めません。つまり、韓国と言う国は、徹頭徹尾嘘つきだということです。嘘つきと付き合う必要性などあるはずがありませんね。岸防衛相天晴れです。
岸田政権は、このところまともになってきたなと思います。新しい資本主義も「分配」と岸田さんが発言するたびに株式市場が暴落するものだから、側近に注意されたのでしょうね。最近は「分配」という言葉は封印されています。いいことです。岸田さんもこれで資本主義の本質を少しはお勉強したということでしょうから。
酒楽は、岸田政権を基本的には支持していなかったのですが、最近認識を改めつつあります。根っこのない柳のような政権ですが、見方を変えれば、その場その場の判断で行き先を適切に変更する、と言えばいえるのかなと。防衛費の増額、日韓首脳会談に対する慎重な態度、安倍さんとの会談などを見ると、岸田さんは、ようやく「聞く力」の真価を発揮しつつあるのではないかと思う次第です。大化けするかもしれませんね。期待したいと思います。
岸田さんのせいで宏池会が度々注目を浴びていますね。良くない意味で。先日、池田隼人の暴言「貧乏人は麦を食え」を紹介しましたが、宏池会を創設したのはこの池田隼人です。
彼自身も官僚出身でした。しかし結構肝の座った人物で、岸信介の跡を襲って自民党総裁・総理に就任したのですね。でも今のようなお公家集団を作ったという認識はなかったと思います。いつのまにやら官僚の受け皿となって、戦う集団ではなくなったのですね。だから岸田さんのような温厚な方々の集団になったのでしょう。よく言えば。
しかし、現状宏池会は、我が国の置かれた危険な立ち位置をよく理解していないと思います。林さんを外務大臣にした人事が最悪ですから。脇が甘いです。でもそれが岸田さんの持ち味なのでしょうかね。少し見直しましたww
日本の対中政策は重要な岐路に―中国専門家 レコードチャイナ2022年6月11日
岸田首相「韓日関係の改善必要」強調したが…首脳会談には慎重 中央日報 2022.06.13
今日は特定のテーマはありませんが、日本を取り巻く情勢が時々刻々変化しているので、雑感を述べたいと思います。
拙稿では、先日、紫禁城の黄昏という記事を配信し、中国を取り巻く状況は、決して楽観的なものではないとしました。ドイツのショルツ首相が、中国を素通りして我が国を訪問したことが象徴的だということです。
最初の記事では、ドイツがさらに踏み込んだ対応をしました。
ドイツのメディアは最近、フォルクスワーゲンによる中国への投資プロジェクトが、ドイツ政府からの融資保証を得られなかったことを明らかにした。
これですね。ドイツは、静かに中国市場からの撤退をしていくのでしょうか。ドイツにとって中国は、ドイツ製造業の金城湯池だったではないですか。それでも政府保証を与えないということは、ドイツ政府がようやくチャイナリスクに気付いたということだと思います。地理的に離れていると、現実認識に誤りが生じるということですね。中国政府の焦りが見えるようです。
二つ目の記事では、我が国の防衛費増大に関する中国の姿勢がよく表れていますね。毎度同じように、経済力と軍事力を誇示して我が国を威嚇している中国ですが、岸田政権による防衛費増額のニュースには、さすがに危機感を抱いているようです。
軍事費や軍事力を比較すれば、今や人民解放軍の力は、自衛隊を圧倒していると言ってもいいでしょう。しかし内実はと言うとそれほどではありません。特に海上勢力では、日本に軍配が上がると酒楽は思います。中国には遼寧を始めとする空母打撃群が存在しますが、いまだに運用能力を獲得したとは思えません。それは、遼寧、山東いずれもカタパルトを装備していないからです。そのため艦載機は、燃料と搭載兵装を減らして飛び立たなければなりません。スキージャンプ方式の致命的な欠点ですね。
いずも型空母はF-35Bにより垂直離着陸するので、カタパルトは必要ないのが強みです。ただし、搭載機数が少ないのが問題です。もう少し大型の空母を持つべきですね。

最後は日韓関係です。日韓関係改善に前向きな両政府なので酒楽は心配していましたが、記事を読むと、岸田さんは首脳会談には慎重なようなので安心しました。また、岸防衛相は、韓国防衛相と目を合わせることさえしなかったと記事は伝えています。
当然でしょう。我が国の対潜哨戒機に射撃統制レーダを照射したにも関わらず相変わらずその事実を認めようとしない韓国軍と意思疎通などできるものではないでしょう。これから先も無視で結構です。思い出しました。銃弾を提供したのにこれも認めません。つまり、韓国と言う国は、徹頭徹尾嘘つきだということです。嘘つきと付き合う必要性などあるはずがありませんね。岸防衛相天晴れです。
岸田政権は、このところまともになってきたなと思います。新しい資本主義も「分配」と岸田さんが発言するたびに株式市場が暴落するものだから、側近に注意されたのでしょうね。最近は「分配」という言葉は封印されています。いいことです。岸田さんもこれで資本主義の本質を少しはお勉強したということでしょうから。
酒楽は、岸田政権を基本的には支持していなかったのですが、最近認識を改めつつあります。根っこのない柳のような政権ですが、見方を変えれば、その場その場の判断で行き先を適切に変更する、と言えばいえるのかなと。防衛費の増額、日韓首脳会談に対する慎重な態度、安倍さんとの会談などを見ると、岸田さんは、ようやく「聞く力」の真価を発揮しつつあるのではないかと思う次第です。大化けするかもしれませんね。期待したいと思います。
岸田さんのせいで宏池会が度々注目を浴びていますね。良くない意味で。先日、池田隼人の暴言「貧乏人は麦を食え」を紹介しましたが、宏池会を創設したのはこの池田隼人です。
彼自身も官僚出身でした。しかし結構肝の座った人物で、岸信介の跡を襲って自民党総裁・総理に就任したのですね。でも今のようなお公家集団を作ったという認識はなかったと思います。いつのまにやら官僚の受け皿となって、戦う集団ではなくなったのですね。だから岸田さんのような温厚な方々の集団になったのでしょう。よく言えば。
しかし、現状宏池会は、我が国の置かれた危険な立ち位置をよく理解していないと思います。林さんを外務大臣にした人事が最悪ですから。脇が甘いです。でもそれが岸田さんの持ち味なのでしょうかね。少し見直しましたww
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